シャップル 86 メンテナンス講座 (オイル交換編)


エンジン オイル交換
まず手始めにエンジンオイル交換をやって見よう。たかがオイル交換なんだけど
コツをおさえないとエンジン焼きつき等の大トラブルになりかねないので。


作業手順としては、オイルを抜いて入れる(笑)
 ドレーンコック(オイルを抜くねじ)は前期型エンジン車は19 後期型は14 です。
車両前方より向かって 左側 に ドレーンがあります。ソレックス直キャブ仕様は
車両の上から出来るかも?(92エンジン搭載車は 右側で14)
 抜けきったらドレーンを閉めるんだけど、ダブルパッキン(パッキン二重重ね)に注意!
あらかじめ新品のドレーンコックパッキンを用意しておくと良いですね。
あと 締め過ぎない事(パッキンが金属ではない為)!
 オイルフィルターを交換する場合は、あらかじめ専用のオイルフィルターレンチを用意
しておいた方が楽、よくある調整自在レンチでは非常にやりずらいです。
 入れるオイルの参考としてはオイル特集のページへどうぞ
オイル量は 3Lから 3.5L位で 入れ過ぎないこと(オイルレベルゲージで見て
まん中くらいに合わせる)
 オイルを入れる時はゆっくり入れないとフィラー口からあふれるよぉ。
最後にエンジンを始動して漏れチェック!


T/M & D/F OIL交換
 手順のコツは、まず車をなるべく高く上げる(笑)
ミッションはフィラーキャップ(上のオイルを入れる側)は24 ドレーンコック(下)は17
デフは両方とも24です。
 必ずフィラー側を先に緩める事(もしドレーンが緩まないと終わるから)
工具はなるべく、12角より6角の物で!(めがねレンチよりボックスレンチで)
入る量はミッション、デフとも 1.3Lくらい。 ミッションオイルは75W−90くらいが
無難か、ギアの入りが渋めの車なら120番くらいでも良いでしょう。デフオイルは
120番位、ウントLSD効かせたいなら140番がお勧めですね。



ついでに LLC交換
ラジエターの水を抜いて、入れ替える。(笑)
ラジエターのドレーンコック(プラステイック製)は車両向かって右の下の方。
固いから、プライヤーで回して緩める。そしてしばらく抜けきるのを待つ。
この間にラジエターのサブタンクを外して中を洗浄しておくと良いでしょう。
LLCは最近 水温が上がりずらい優れものが多い。PGクーラントとかは
私も使用していますが 少し高価だけど、効果大です。
LLCは2L位入れましょう。あとは水を足すんですけど、いっぱいまで
入れたら、エンジンを始動してラジエターキャップを閉めずにサーモスタット
が開くまで待つのが鉄則。アッパーホースが暖かくなればOK
キャップを閉めて出来上がり。



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